健康に余裕がある時は、旅行は何よりものリフレッシュだと思います。
日常生活を忘れ、旅行を楽しむことは、ある意味、どんな薬よりも
効果があるのではないでしょうか。
“病は気から” とは、まさにこのことですね。
ガンを克服した患者も旅行を楽しみにしていた人が多かったです。
また余命を宣告された患者が、家族やパートナーとの最後の思い出として
旅行に出かける人もとても多かった気がします。
もちろん、医師の承諾を得て、健康状態に配慮した旅行プランで
患者本人の意思を最大限に尊重した旅行です。
どんな旅行が好きですか。
私は、一人旅も好きですが、親友と一緒に行く海外旅行も大好きです。
お互い、生涯忘れることのない大切な思い出になっています。
まったく旅行プランのない、行き当たりばったりの旅もいい!
旅を終え、自宅に戻ってから「あっ!私はここに行ったんだ!」
「あの建物はとても歴史のある場所だったんだ!」と後から知識を得ることも
少なくないけど、それはそれで楽しいです。
しかしできるだけ、“一度の旅で、三度の旅を楽しむ法則”を徹底するように
私は心がけをしています。
なぜなら私の場合、近くまで行ったのに。。。
見どころがまだいくつもあったのに、情報を得ていなかったために
行くことができなかった場所も少なくない。。。と少しだけ
なんとなく、いつも後悔してしまうからです。
とは言っても、超楽観的な私は、次は絶対行こう!と思います。
しかし結局、アメリカに長期に滞在していたり、仕事で休みが取れなかったり
コロナ禍でいけなくなったり、超円安になったりして
欧州には15年以上行ってません。
“一度の旅で、三度の旅を楽しむ法則”は、
旅行前、旅行中、旅行後の過程や思い出のことです
- 旅前 – 情報や知識を得ること
- 旅中 – 情報や知識を確認し、新たな情報や体験を得ること
- 旅後 – 旅での経験や思い出す、語ること
旅前 – プランを立てながら、ワクワクする
旅行が確定すると、ホテルから観光する予定の場所までの移動手段を調べたり
ローカルフードは何か、伝統の食事ができるレストランを探したり
プランを立てるこの時間は、いつもワクワクしてしまいます!
実際は、旅行プライン通りに行くとは限りません。
例えば、日本の交通機関は、よほどのアクシデントがない限り
on time (時刻通り)かもしれません。
しかし私の中で、海外の交通機関の印象は、「時間通り、電車きたね」。
と多少の遅れは当たり前。時間通りにくればラッキーと考えています。
ニューヨークの地下鉄については、乗り過ごしても、すぐ次が来る時もあれば
20分くらい待つ時も普通にあります。
特に週末は、ラインごと運休していることもあるし、
駅がクローズしていることもあるので、事前に、MTA(Metropolitan Transportation Authority、ニューヨーク州都市交通局)のアプリをダウンロードしておくか、
ホームページをチェックしておくとお勧めします。
またコロナ以降、マンハッタン内でも治安が悪くなっていて、地下鉄内の犯罪が
多発していますので、心得ておくことがいいと思います。
旅中 – ひたすら楽しむ
人それぞれ、いろいろな旅の楽しみ方があると思うのですが
私は旅中かなり歩きます。美術館を含む、観光名所に加え、街の歴史的建造物を
見てまわり、ローカルフードを必ず食べます。また写真を撮るのも趣味の一つ
なので、親の仇のように写真を撮りまくります。
旅行中は、日頃の人間関係や日常の業務を忘れ、完全にオフ状態が鉄則です!
「よく食べ、よく歩き、よく寝る」旅中の私は、実に健康的です。
楽しい時間は、あっという間に過ぎ去ります。
それだけ充実しているということだと思います。
長い休暇を取っているつもりでも、充実した旅中は、
毎回、すぐ最終日になる気がするのは、私だけでしょうか。
旅後 – 旅行中に撮った写真やビデオを見ながら思い出を語る
日常的な場所ではなく、特別な場所や
かけがえのない体験を共有した相手との思い出は、心に残ります。
旅行でのアクシデントやトラブルも
私の場合、それもまた旅のいい思い出になっています。
例えば、一時帰国をしてニューヨークに戻った際、空港での入国審査時に
「前回と、指の指紋が違う」と言われ別室に連れて行かれたことがありました。
そんなことはあり得ないので、疑いは即座に晴れ
その後、すぐに入国できました。
ただその時に限って、成田空港に到着した時点で飛行機の空調危機に
問題があり定刻通りに飛ばず、到着時間も遅れていたので、ニューヨークに
到着したのも夜23時を過ぎていました。
たまたま同じ飛行機に乗っていた、東京からの女子二人組と
九州から一人で来ていた女性がいたので、一緒にマンハッタンまで
タクシーに行くことになりました。
マンハッタン到着後、4人で深夜のマンハッタンを少し観光しました。
数年後、彼女達と東京で再会しました。
もちろん、その時のトラブルの話で盛り上げました。
ちなみに二人組は、ニューヨーク滞在中、マジソンスクエアガーデンの目の前にある、
大型ホテルに滞在していたのですが、彼女達は滞在中
「夜中に誰かが来て、ドアをノックする」とか「足音が私達の部屋の前で
止まる」と怯えていました。
私は「気のせいじゃないのー」と知らないフリをしていたのですが
東京で再会した際「実は、幽霊がでるホテルとして有名なんだよ」と
白状しました。
二人は、ドン引きしてましたが、それもまたニューヨークの恐怖の思い出として
二人の中で、語り継がれることでしょう!