年初から心痛むような自然災害や事故が発生しました。
令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
地震の犠牲になられた方々、そしてその能登半島地震支援に行く途中の航空機事故で、 亡くなられた海上保安庁の方々に、謹んで哀悼の意を表します。
昨年の反省と課題
昨年、7月上旬にこのブログを開設したのですが、7月中旬、一週間に3回(父1回・母2回)救急車を呼ぶことになり、慌ただしい日々を送りました。そのため、ブログも全く更新することができませんでした。
いずれ両親の介護を背負う運命は覚悟していたつもりでしたが、
私自身の覚悟がまだできていなかったようです。
そして日本においては、原則、家族の誰かが、親の面倒を見ることを前提に介護や社会福祉 サービスが成り立っていることにまず戸惑い、愕然としました。
私が中心となり両親の面倒を見ることは、環境の変化と同時に
私がこれまで積み上げてきたキャリアの全てを考え直す必要があり、
現実問題として、なかなかそれらを受け入れることができませんでした。
市の介護保険の認定員の方が自宅に来た際、我が家の状況を見て、ハッキリと
「外出できないですよね。。。。(フルタイムで働けないですよね)」と、
私におっしゃいました。怒りというより、大きな喪失感や絶望感を感じました。
2022年の総務省統計局の労働力調査によると、フリーターの数は132万人。 また休業者219万人のうち、「自分や家族の都合」とした者は、145万人。
日本には、引きこもりが約145万人はいるとされています。
そして非正規雇用の激増も問題になっていて、
それが未婚や少子化問題にも、大きく影響を及ぼしているがわかります。
そんな日本の社会問題を遠くから(米国)他人事に考えていましたが、
私も帰国をしてみれば、この有り様!世間からは立派な「引きこもり」であり
「フリーター」なのです!
今年の抱負
このブログを開設した時、このブログが誰かの相談相手になればいいよなぁ。
という思いがあり立ち上げました。例えば、ガン告知後の受容や生活環境の変化、
時には、不安な気持ちや心配事など、本音を話すことができない時期がありました。
実際、私がガン告知を受けたのは、25歳。
周囲の友人達は、仕事、趣味、旅行、恋愛で忙しい。当然、それらの話題が上位。
さすがに、一気にテンションを下げるような話題には、気が引けた。
また仲の良い友人や、円滑なコミニュケーションができる兄弟や家族でさえも
必要以上に心配させたくない。という思いもあれば、職場の同僚や上司などには、
誰にも知られたくないという気持ちもありました。
このブログが情報の一つとなって「そんなこともあるんだ」と自分を取り巻く
環境変化の受け入れや備え、また突発的な対処方法をストックしておくキッカケとなれば、
とても嬉しいですね!
そしてまた何かアイデアが湧いたり、
新しいことにチャレンジするモチベーションが湧いた!など、
嬉しい報告が風の便りで聞くことができたら、私も幸せで満たされます。
人それぞれ、環境が異なり、考え方も違います。どれが正しい。など答えはありません。
人それぞれだと、私は考えてます。
過去の出来事や現状を話すときは、なるべく最新の情報や正確なものを追求しますが、
専門家ではないので間違っていたら、ごめんなさい!
そしてまた今後や未来のことを考える際は、仮説で話をします。
例えば、「それは違う」「それは間違っている」と数字や単語などで
明確に答えが出るものとは異なり、思考、生き方、決断は、その時の状況、環境、
そして立場などにより、全く異なると考えます。
私のガン体験談、介護経験談、ミドルエイジの就活などのシリアスな話から、
ニューヨーク留学(学位取得、就活と職場環境)、多様性との共存、旅行記などなど、
世界情勢や社会問題も含めて、日本と米国との違い、これからの日本に必要不可欠だと思われる情報などを取り上げていく予定です。
尚且つ、今年は頻度を上げて掲載していくことを考えてます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
Tiffany